豊山町の防災ガイドを読み解く
2026/04/22
― 風水害・地震に備えるために、今できること ―
豊山町が発行している「防災ガイドブック」は、町の災害リスクや避難行動をわかりやすくまとめた一冊です。 この記事では、その内容をブログ向けに整理し、町民が“今日からできる備え”に焦点を当てて紹介します。
目次
豊山町の災害リスクは「低い」けれど油断は禁物
ガイドブックでは冒頭でこう述べられています。
「自然災害の発生を防ぐことは不可能ですが、日頃の備えや危険性を知ることで被害を減らすことは可能です。」
豊山町は愛知県内では比較的リスクが低い地域ですが、 線状降水帯・巨大台風・南海トラフ地震など、全国的に災害が激甚化している今、備えは欠かせません。
風水害:豊山町で想定される浸水と避難行動
● 過去の大きな被害
- 伊勢湾台風(1959) 町内で「負傷者32名、全壊22戸、床下浸水約400戸」
- 東海豪雨(2000) 「床上浸水105世帯、床下浸水78世帯」
「北部市場周辺や志水地区の大部分が冠水しました。」町内でも実際に大きな浸水が起きています。
● 浸水リスクは“外水”と“内水”の2種類
- 外水氾濫:川の水が堤防を越える・決壊する
- 内水氾濫:雨水が排水しきれず道路や家屋が浸水
豊山町では、 庄内川・新川・大山川・八田川の4河川が洪水想定区域に指定されています。
● 避難の判断は「警戒レベル」で
ガイドブックでは避難行動を5段階で整理しています。
- レベル3:高齢者等避難
- レベル4:全員避難(避難指示)
- レベル5:命を守る最善の行動(緊急安全確保)
「警戒レベル5を待っていると『手遅れ』になります。」避難は“早めに”が鉄則です。
● 水平避難と垂直避難
- 水平避難:安全な場所へ移動
- 垂直避難:2階以上など高い場所へ避難
ハザードマップで自宅の浸水深を確認し、 どちらを選ぶべきか事前に決めておくことが重要です。
地震:豊山町は「震度6弱」が想定
豊山町は地盤が比較的強い地域ですが、 南海トラフ地震では町全域が震度6弱の揺れと予測されています
「古い木造家屋の密集地が多くあり、建物火災が広範囲に及ぶ可能性があります。」
● 液状化の可能性
液状化危険度予想図では、町内でも一部に「液状化の可能性」が示されています。
地震発生時の行動(在宅時)
ガイドブックでは、時間軸で行動が整理されています。
- 0〜1分:身を守る(姿勢を低く、頭を守る)
- 2〜5分:火の始末
- 5〜10分:家族の安否確認・出口確保
- 10分〜半日:近所と助け合い
- 半日〜3日:自力で生活(備蓄が重要)
「地震発生後の数日間は、水、食料に加え、電気などの供給が途絶えます。」
家の防災対策:家具固定・屋根・ブロック塀の点検
ガイドブックでは、家の中と外の対策が具体的に示されています。
● 家の中
- タンス・棚の固定
- テレビは低い位置に
- ガラスには飛散防止フィルム
- 冷蔵庫の固定
- 感震ブレーカーの設置
● 家の外
- 屋根瓦・アンテナの補強
- ブロック塀の点検
- プロパンガスの固定
- 土のうの準備
非常持ち出し品・備蓄品
ガイドブックのリストは非常に実用的です。
● 非常持ち出し品(10〜15kg以内が目安)
- 水・非常食
- 常備薬
- 懐中電灯・電池
- 現金
- ヘルメット
- 携帯ラジオ
- 貴重品
「持ち出し品の重量の上限は男性で15キロ、女性で10キロ」
● 備蓄品(7日分が推奨)
- 飲料水(1人1日3L)
- カセットコンロ
- トイレットペーパー
- 簡易トイレ
- 毛布・寝袋
豊山町の避難所一覧
町内には13の指定避難所があります。 (例:豊山小学校、新栄小学校、志水小学校、豊山中学校 など)
避難所の開設基準も災害の種類・規模に応じて細かく設定されています。
まとめ:防災は「知ること」から始まる
豊山町の防災ガイドブックは、 町民が自分の命を守るための“行動の教科書”です。
- 自宅の浸水リスクを知る
- 避難のタイミングを知る
- 地震時の行動を知る
- 家の安全対策を知る
- 必要な備蓄を知る
知ることで、行動が変わり、命が守られます。
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