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労働力不足時代を乗り切る!賃貸管理業界で加速するIT・AI活用の最前線

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労働力不足時代を乗り切る!

労働力不足時代を乗り切る!賃貸管理業界で加速するIT・AI活用の最前線

2026/09/02

賃貸管理業界で加速するIT・AI活用の最前線

少子高齢化による人手不足が深刻化するなか、不動産業界でもIT・AI活用が急速に進んでいます。特に賃貸管理業界では、従来のアナログ業務からデジタル化への転換が大きなテーマとなっています。

今回は、北澤弘貴 氏(株式会社いい生活 代表取締役副社長 COO)へのインタビュー内容をもとに、賃貸管理業界の最新IT・AI活用事情について解説します。

目次

    賃貸管理業界は「30年に一度の変革期」

    近年、多くの不動産会社で業務効率化が進んでいます。

    特に賃貸仲介業務では、物件検索から入居申込みまでスマートフォンで完結することが当たり前となり、ITなしでは業務が成り立たない時代になりました。利用者側も、ホテル予約や航空券予約と同様の利便性を不動産取引にも求めるようになっています。

    一方で、賃貸管理業務は仲介業務に比べてデジタル化が遅れており、現在でもExcel管理や紙ベースの運用を行う会社が少なくありません。

    しかし今後は、

    • 管理会社経営者の世代交代
    • 賃貸オーナーの世代交代
    • 深刻な人手不足

    という3つの要因により、IT・AI導入がさらに加速すると予測されています。

    若いオーナー世代が求める「デジタル対応」

    近年は相続などによって賃貸経営を引き継ぐ若いオーナーが増えています。

    会社勤めをしている方も多く、日々の業務でデジタルツールを利用しているため、不動産管理におけるアナログなやり取りに違和感を感じるケースも少なくありません。

    例えば、

    • 書類への押印のためだけの郵送
    • 電話による確認作業
    • 紙ベースの収支報告

    といった従来の方法は、若い世代から見ると非効率に映ります。

    そのため近年では、

    • オーナーアプリ
    • 入居者アプリ
    • オンライン報告システム

    などの導入が進み、スマートフォン上で情報確認やコミュニケーションができる環境が整いつつあります。

    IT・AIはどこまで活用できるのか?

    現在の賃貸管理システムでは、募集から契約、入居後の管理まで幅広い業務をクラウド上で一元管理できるようになっています。 [BP-40C26_2...810_114020 | PDF]

    主な活用シーン

    入居募集

    • 物件広告作成
    • 不動産ポータル連携
    • 業者間流通
    • 内見予約

    契約業務

    • オンライン申込み
    • IT重説
    • 電子契約

    管理業務

    • 入金管理
    • 修繕管理
    • 更新管理
    • オーナー報告
    • 収支管理

    売買仲介

    • 査定管理
    • 顧客管理
    • 追客管理
    • 契約管理

    AIが変える不動産管理の現場

    近年注目されているのがAIの活用です。すでに様々な場面で実用化が始まっています。

    AIによる顧客対応

    入居者やオーナーへのメッセージ作成をAIが支援し、担当者の業務負担を軽減します。

    AIによる画像整理

    大量の物件写真を自動分類し、掲載作業を効率化できます。

    OCRによる申込書読取

    紙の申込書の情報をデジタル化することで、入力ミスの防止や業務効率化に役立ちます。

    AI入金消込アシスト

    振込名義の表記違いや法人名・個人名の違いなど、不動産管理会社が長年苦労してきた入金確認業務をAIがサポートします。

    IT化で生まれる「時間」が最大の資産

    IT・AI導入で本当に重要なのは、単なるコスト削減ではありません。

    事務作業を減らし、「人にしかできない仕事」に時間を使えることです。

    例えば、

    • オーナーへの資産活用提案
    • 空室対策提案
    • リノベーション提案
    • 地域分析
    • 物件調査
    • オーナー訪問

    など、収益向上につながる業務へ注力できるようになります。

    また若手社員にとっても、単純作業だけでなく提案営業やコンサルティング業務に関われるため、仕事のやりがいや満足度向上につながります。

    忘れてはいけないセキュリティ対策

    IT・AI活用が進む一方で、最も重要になるのが情報セキュリティです。

    賃貸管理会社は、

    • 氏名
    • 住所
    • 電話番号
    • 勤務先
    • 家族構成
    • 年収
    • 学校情報

    など、極めて重要な個人情報を保有しています。

    さらに資料では、国内のランサムウェア被害が増加しており、特に中小企業が多く狙われていることが紹介されています。

    そのため、

    • 強固なクラウド環境を利用しているか
    • 個人情報が分散管理されていないか
    • セキュリティ体制が整備されているか

    を確認しながらシステムを選ぶことが重要です。

    まとめ

    賃貸管理業界は今まさに大きな転換期を迎えています。人手不足やオーナー世代の変化を背景に、IT・AI活用はもはや「あれば便利」ではなく「なくてはならない」存在になりつつあります。

    今後は、AIやクラウドを活用して業務効率を高めながら、創出された時間をオーナーへの提案や資産価値向上に活用できる会社が選ばれる時代になるでしょう。 

    不動産オーナーの方も、管理会社を選ぶ際には「IT活用度」と「セキュリティ対策」を重要な判断基準として確認してみてはいかがでしょうか。

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